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2011年7月28日

今話題のAirbnbを使ってみた

先日休暇でマレーシアのクアラルンプール(以下、KL)に行ってきた時に、今話題のAirbnbを使って「人の家に泊まる」という経験をしてきました。サイトの存在自体は以前から知っていて、仕組みも大体分かってはいたつもりだったのですが、やはり想像と実際とは違うものです。今回は、サービスを通して使っての感想を、「特にネガティブなことを中心に」書こうと思います。

■その家、どこにあるの?

普段宿を探す時に考慮するのが「出かけやすい(観光しやすい)場所にあるか」という点です。駅までの距離や、中心地・見所からどのくらい離れているのか、というのを予算とのバランスを考えながら探すものです。

しかしAirbnbのgoogle mapsの地図を見ても、土地勘がないので正直それが「よく分からない」感じでした。駅から近い順にソートすることもできないので、非常に探しづらかったです。予約した部屋も駅から近いと思っていたのですが、実際は駅まで少し距離があり、道路には歩道が全くない(これはマレーシア全体の多くの道でそうなってる...)のでタクシーを使わざるを得ませんでした。タクシー代が安かったからよかったのですが。

あとはガイドブックには載っていない場所なので、タクシーに場所を説明する時に少し困りました(有名な団地群だったのでなんとかなりましたが)。

■予約の流れはスムーズ

予約完了までは、ホテル予約と同じような流れで特に迷うことなく完了しました。ただ一点ホテルと違うのが、相手の日程が合うかどうか。ページには「空き日程」のカレンダーがあったものの、不安だったので念のため本当に空いているかメッセージを送って確認しました。返答があってからサイトから予約(ここで決済)し、相手の承認を経て予約が確定となりました。

いきなりサイトから予約することもできるのですが、予約を断られることもあります。そりゃ、どこの誰かも分からない人がいきなり泊めてくれ、と言われても躊躇しますからね...。ここで重要なのはAirbnbに登録する「自分の」プロフィールだと言われています。僕の場合は、プロフィール写真と学歴・会社名などをfacebookから引っぱっておきました。

価格に関しては、超安いなー、という感じはしませんでした(そもそもKLですし)。NYとか、ホテル代が高い場所だと利用価値が上がるのかもしれません。

■「部屋貸し」だと思ったら「家貸し」だった

サービスを利用していて一番想像と違っていたのが、利用側の自由度でした。てっきり、「毎日ホストがいる時間に家を出て、ホストがいる時間に帰ってくる」ものだと思っていましたが、今回は最初に家の鍵を渡してくれて、「俺ら家族は実家に帰るから、この家自由に使って良いよ」という、ちょっと驚きの経験でした。他のホストがどうしているかは分からないので、事前にコンタクトを取って聞いてみるといいと思います。

ただちょっと残念だったのが、ホストとコミュニケーションが取れる時間が限られていたこと。もっといろいろ会話したかったのですが...。

■わかってはいるものの「ホテル」ではない

インターフェイスや、サイト見た目は「ホテル予約サイト」のメタファーを利用していますが、実際泊まるのはホテルではありません。

例えば、チェックイン時間は相手都合です。今回は会う時間が合わず、2時間も空港で待ちぼうけを食らいました。忙しい短期の滞在には、Airbnbは向いてなさそうな印象を受けました(しかも実際にサービスを受けてから)。

お部屋はというと、写真では綺麗だったものの、床をよく見ればチリや髪の毛が落ちていたり、トイレが少し汚かったりしました。もちろんそこらへんはホストに寄るかと思いますが...。

アメニティ(今回はバスタオルは用意してもらえてました)は自宅から持って行けば良いのですが、セーフティーボックスがないのには困りました。貴重品は、自己責任での管理となります。

■レビューは万能ではない

「良い点」「悪い点」を客観的に見られるのが既に宿泊した人のレビューのはずですが、細かい「ちょっとこれはなー」がレビューに載らないのも理由がありそうです。それはレビューが実名顔写真付きで掲載されることと、「お世話になった人に文句は言いづらい」ことだと思います。

そういう意味で、Airbnbのレビューは「サービスに対する評価というよりも、人に対する評価」と考えた方が良さそうです。要は、最悪な経験でなければ、みんな細かいところには目をつむっているのかな、と...。

あと、レビューの「数」はあまりアテにならないな、と思いました。今回はレビューの数が2つのところに宿泊しましたが、ホストに聞くと「今まで宿泊した人は既に30組は越えている」とのことでした。積極的に「レビューを書いてくれ」と言ったもの勝ちという感じがしました。

Airbnbを使ってみたい、という友人からは、「本当に掲載している写真みたいに、オシャレな部屋だった?」との声がありました。今回は「YES」でした。

レビュー項目の一つに、「写真と実際が乖離していなかったか?」とAirbnbに対してレポートする項目があります。恐らく、このポイントが貯まれば、写真の右上に「Airbnb.com Verified photo」とお墨付きが貰えるのだと思います(そりゃ、一々Airbnbの調査員が行って調べてたら、スケールしませんからね...)。本当に不安な人は、そのお墨付きがついているかどうかも、チェックすると良いかと思います。

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という感じでしょうか。

「外国の人とコミュニケーションが出来る、友達ができる」という醍醐味を味わえなかったというのもあり、個人的には、「また時間に余裕があるときに使っても良いかなー」という感想です。

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Airbnb

Airbnbの使い方まとめサイトを現在作成中です。

2008年12月11日

ギークにおすすめする英語Podcast

英語のリスニングの勉強と言うことでPodcastを聞く人も多いと思いますが、だいたいそう言う人が手を出すのが、BBCやCNNなどのニュース系サイトのPodcastではないでしょうか。まぁ、それはそれで良いのですが、だんだんと飽きてきて、なかなかモチベーションの維持が難しくなってきます。

例えばBBCは旧植民地発のニュースの取り扱いも多いので、日本に生まれて育ったジャパニーズピーポーにとっては、いまいちピンとこない内容だったりします。

またこの手のPodcastは時間が極端に長いか短いのどちらかというのも難点。日本語でもそんな長くは聞かない30分くらいのニュースをずっと集中して聞くのもつらいですし、本日のトップストーリー(主要ニュース)とか言って、駆け足で記事のヘッダーを紹介しても何の英語の練習にも、背景知識の蓄積にもなりません。

ということで、僕がお勧めしたいのはニューヨークタイムズの「NYT Tech Talk」。ちょうど良い長さで、新しいウェブサービスの紹介やネット系企業の動きを、インタビュー等交えながら聞くことができます。アナウンサーの人は東海岸なトーンです。

内容面でも興味深く

・twitterは新しいジャーナリズムになりうるのか(ムンバイのテロを例に)
・ワイン専門のネットショッピングサイト誕生(州間で法律が違うので意外と面倒らしい)

など、聞いていて飽きません。

Podcasts - New York Times

っていうか、日本の新聞で、twitterが云々なんて記事に書いている新聞社はたぶんどこにもないですよね。悲しい話です。お悔やみ申し上げます。

ちなみに英語ニュースに関しては大体リスニングができるようになったので、最近ではいろんな人の英語を聞くための練習として、インタビュをもよく聞くようにしています。CNNではLarry King Liveが週1度、Videocastとして配信されるので、活用するには持ってこいだと思います。こちらは長くても飽きません。

2008年12月 1日

SoftBankの携帯ウィジェットはJavaScript

SoftBankは携帯ウィジェットにJavaScriptを採用したそうだ(docomoはJAVA)。また無料であれば、ウィジェットストアで一般の開発者も配布できるらしい。iPhoneのAppStoreをよく研究していますね。

写真で解説する「モバイルウィジェット」 - ITmedia +D モバイル
賞金総額1000万円——ソフトバンクモバイル、ウィジェットコンテスト開催 - ITmedia +D モバイル

2008年11月16日

RSSの細分化と読者の獲得

ネット上には読み応えのある連載記事が多々ある。しかし連載の続きが気になる(=わっふるわっふる)ものの、連載のトップページをブックマークしても、更新確認を忘れてしまうし、サイトのRSSを購読すると膨大な他の記事の更新にうんざり、というケースが多い。

有名なビジネス誌のネットサイトを良くできている順に並べると

(1)DIAMOND Online

→連載別のRSS

(2)東洋経済オンライン

→サブカテゴリごとのRSS

(3)NBonline(日経ビジネスオンライン)

→カテゴリごとのRSS

という感じだろうか。NBonlineに至っては、

・どのページのRSS Autodiscoveryも全体のRSSしか検知できない
・RSSの総合案内のページがない

というダメっぷり。たかがRSS、されどRSS。地道な仕組みが読者を獲得し、PVを増やすことに繋がるのかもしれない。

2008年11月10日

情報のパーソナライズを促進するドコモの新サービス

先日ドコモが新端末シリーズを発表した。902iシリーズの「iチャネル」以降、

903i・・・ワンセグ
904i・・・GPS, 2in1, 加速度センサー, うたホーダイ
905i・・・国際ローミング, HSDPA, カメラ/液晶ブランド

などここ数年は機能面の強化に力を入れてきたものの、今回は携帯電話を「情報端末」としてを見直し、生活情報の取得・配信をサポートする機能が強化された。

今回発表されたのは、プッシュ型の情報配信サービスの「iコンシェル」と、待ち受け画面カスタマイズ機能の「iウィジェット」。それぞれユーザーごとに情報を最適化してくれるのが特徴だ。

ケータイWatch : ユーザーの生活に役立つ情報を配信する「iコンシェル」
ケータイWatch : 時計や株価、検索などでカスタマイズ「iウィジェット」

地味に凄いなと思ったのが、iコンシェルの

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アドレス帳データについては、NTTグループの強みを活かして「タウンページ」と照合し、アドレス帳データの中に店舗情報があれば、営業時間や定休日などタウンページ側の情報をアドレス帳データに自動追記する。
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という機能。利用者の保存データから勝手に情報をマッシュアップしていくという、Web2.0のようなサービス。このようなメタデータ(今回は電話番号)の取り込みは、今後ドコモがエージェントサービスを強化していく方針ならば、さらに拡大していくものと思われる。

ただ、せっかくコンテンツプロバイダーが揃っている有用なサービスにも関わらず、PCとの連動や同期ができないのが残念。相変わらず、携帯で完結する世界を作り上げてしまっている。

例えばPCのデスクトップのガジェットとの状態の同期や、PC・他のPDAへの情報配信も追加有料サービスでも行ってくれれば、もっと良い情報提供ソリューションができるのではないかと思う。このサービスに限らず、iPhoneのPCとの親和性を目の当たりにすると、そのようなユーザーからの要求も今後高まってくるのではないだろうか。

もう一つ微妙だなと思ったのが、iチャネルに続き、iコンシェルが実質オープンではない点。面白いプラットフォームなので、ぜひ一般の開発者に開放して欲しい。iウィジェットはJAVAが採用され、非公式サイトにも開放する方向のようだ。とは言え、たかがウィジェットなのにJAVAかぁ、と気が重いが。

2008年10月13日

Remember "Remember The Milk"

Remember The Milk

最近タスク管理に「Remember The Milk」を使い始めました。「AJAXを使用したサクサクな操作感」というふれこみを聞いて、以前にも一度試したことがありましたが、UIや機能は悪くないものの、反応の遅さにストレスを感じてすぐに使うのを止めてしまいました。その当時は、WEBアプリケーションを使うのに慣れていなかったというのもあるかもしれませんが。

その後は、以前からのデスクトップ上の「todo.txt」とか「task.xls」など、なんだかよくわからない方法を続けていましたが、共有が面倒なのはもちろん、期日の指定ができなかったり、全然関係ないテキストで埋まってタスクが認識できなくなるなど、さすがにこの方法は破綻してしてしまいました(当たり前だけど)。

今回再びRTMを使ってみると、速度的な面はかなり改善されているように感じました。同じく、以前使ったことがあるもののの、速度面で不満を覚えた人は、もう一度試してみる価値はあると思います。

せっかく続いている方法なので、今後Gearsを利用したオフラインでの活用や、Proアカウントを購入してiPod touch用のアプリケーションでも触ってみたいと思います。

2008年6月15日

googleドキュメントでお手軽携帯営業支援ツール

googleドキュメントのスプレッドシートにフォーム機能が加わったのはご存じかと思いますが、これを使って結構面白いものができるのではないかと思います。

各ブログなどで「アンケート機能」と紹介され、先入観ができてしまいがちですが「フォームというIF+表としてのDB」と分けて捕らえる必要があると思います。

ある日、営業A君が営業先を周り終え、オフィスに帰ってメモしたことをPCに打ち直していました。メモの項目は既に定型化されていたために、これを出先で携帯から入力できれば、紙とペンを持ち歩く必要がない他、社に帰って再度入力する必要はないなと感じました。

試しにgoogleドキュメントのスプレッドシートでフォームを作成し、携帯からフォームを見て入力してみると、問題なく動きます。携帯から入力された内容は、スプレッドシートにどんどん蓄積されていきます。

これは便利です。まず携帯からも入力できる点、そして誰でも簡単にフォームを作れるという点です。営業A君はその後、ほんの数分で別のフォームを定義し、他の営業関係の仕事に使い出しました。googleドキュメントが、お手軽な携帯営業支援ツールになった瞬間です。他のサービス(CGIを含む)では、なかなかこのようには行かないと思います。

そして便利なことがもう1点。このスプレッドシートを共有・通知するプラットフォームが既に用意されているということです。例えば、上司と共有する、HTMLとして出力し社内で共有する、などの使い方も考えられます。

ただ欠点もあります。フォームがSSLに対応していないという点と、Docomo端末でフォームが見づらいということです。自分のSH905iではヘッダ内のスタイルシートがそのまま画面上部に表示されてしまいました。A君のSoftbank端末では問題ありませんでした。また、アンケート機能として致命的なのがバリデーションを設定できないことでしょうか...こちらは今後の開発に期待したいものです。

2008年1月13日

eMarkerを捨てた時に思ったこと

Appleが米国においてiPhone/iPod touchの無線LAN機能を活用し、スターバックスで流れている曲をiTMSで購入できるサービスを開始したが、このサービス・端末を思い出した人はどのくらいいるのだろうか。

-当時のプレスリリース-
ラジオやテレビで気になった曲やCMをブックマーク
新たなサービス『eMarker』、首都圏にてサービス開始

eMarker

eMarkerは、ラジオやテレビで気になる曲が流れている時に端末のボタンを押すことによって時間を記憶させ、後でPCとUSBで接続すると専用ソフトがその時間帯に流れていた曲名一覧を教えてくれるサービスだった。その場で試聴ができたかどうか忘れてしまったが、CD購入は可能だった気がする。

テレビ・ラジオで流れている音楽のCDを素直に買うという時代。対応している放送局は多く、当時は画期的なサービスが始まったことに興奮したものだ。しかし結局あまり流行らなかった。

・端末をわざわざ持ち歩き、PCと接続するという面倒
 (PCを立ち上げるのも一苦労!)
・未成熟のeコマース

あたりが理由だろうか。

当然現在、同じようなサービスがあったら、携帯やiPodを端末として使うであるとか、LISMO!などと連携し携帯でその場で音楽が買えるなどの事業の「絵」が描ける。しかし当時はそのような環境は無かった--J-PhoneのJAVAアプリ版も出たようだが、オンラインで音楽を買う時代ではなかった。eMarkerの搭乗は時期尚早だったのかもしれない。

アップルは「音楽制空権」を取りにくるのか? -Life is beautiful-

こちらのエントリーでは、どこで流れていた音楽も買うことができるという事に対して「音楽制空権」という言葉を使っている。日本ではどうだろう。結局この分野もアップルが制するのか、携帯電話事業者が制するのか。

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