メイン | ハードウェアレビュー »

2008年06月15日

googleドキュメントでお手軽携帯営業支援ツール

googleドキュメントのスプレッドシートにフォーム機能が加わったのはご存じかと思いますが、これを使って結構面白いものができるのではないかと思います。

各ブログなどで「アンケート機能」と紹介され、先入観ができてしまいがちですが「フォームというIF+表としてのDB」と分けて捕らえる必要があると思います。

ある日、営業A君が営業先を周り終え、オフィスに帰ってメモしたことをPCに打ち直していました。メモの項目は既に定型化されていたために、これを出先で携帯から入力できれば、紙とペンを持ち歩く必要がない他、社に帰って再度入力する必要はないなと感じました。

試しにgoogleドキュメントのスプレッドシートでフォームを作成し、携帯からフォームを見て入力してみると、問題なく動きます。携帯から入力された内容は、スプレッドシートにどんどん蓄積されていきます。

これは便利です。まず携帯からも入力できる点、そして誰でも簡単にフォームを作れるという点です。営業A君はその後、ほんの数分で別のフォームを定義し、他の営業関係の仕事に使い出しました。googleドキュメントが、お手軽な携帯営業支援ツールになった瞬間です。他のサービス(CGIを含む)では、なかなかこのようには行かないと思います。

そして便利なことがもう1点。このスプレッドシートを共有・通知するプラットフォームが既に用意されているということです。例えば、上司と共有する、HTMLとして出力し社内で共有する、などの使い方も考えられます。

ただ欠点もあります。フォームがSSLに対応していないという点と、Docomo端末でフォームが見づらいということです。自分のSH905iではヘッダ内のスタイルシートがそのまま画面上部に表示されてしまいました。A君のSoftbank端末では問題ありませんでした。また、アンケート機能として致命的なのがバリデーションを設定できないことでしょうか...こちらは今後の開発に期待したいものです。

2008年01月13日

eMarkerを捨てた時に思ったこと

Appleが米国においてiPhone/iPod touchの無線LAN機能を活用し、スターバックスで流れている曲をiTMSで購入できるサービスを開始したが、このサービス・端末を思い出した人はどのくらいいるのだろうか。

-当時のプレスリリース-
ラジオやテレビで気になった曲やCMをブックマーク
新たなサービス『eMarker』、首都圏にてサービス開始

eMarker

eMarkerは、ラジオやテレビで気になる曲が流れている時に端末のボタンを押すことによって時間を記憶させ、後でPCとUSBで接続すると専用ソフトがその時間帯に流れていた曲名一覧を教えてくれるサービスだった。その場で試聴ができたかどうか忘れてしまったが、CD購入は可能だった気がする。

テレビ・ラジオで流れている音楽のCDを素直に買うという時代。対応している放送局は多く、当時は画期的なサービスが始まったことに興奮したものだ。しかし結局あまり流行らなかった。

・端末をわざわざ持ち歩き、PCと接続するという面倒
 (PCを立ち上げるのも一苦労!)
・未成熟のeコマース

あたりが理由だろうか。

当然現在、同じようなサービスがあったら、携帯やiPodを端末として使うであるとか、LISMO!などと連携し携帯でその場で音楽が買えるなどの事業の「絵」が描ける。しかし当時はそのような環境は無かった--J-PhoneのJAVAアプリ版も出たようだが、オンラインで音楽を買う時代ではなかった。eMarkerの搭乗は時期尚早だったのかもしれない。

アップルは「音楽制空権」を取りにくるのか? -Life is beautiful-

こちらのエントリーでは、どこで流れていた音楽も買うことができるという事に対して「音楽制空権」という言葉を使っている。日本ではどうだろう。結局この分野もアップルが制するのか、携帯電話事業者が制するのか。